アリスのしっぽ

何せうぞ くすんで  一期は夢よ ただ狂へ

「猫の手」ぐらいにはなりたいー子育てが終わった世代のつぶやきー

  • 現代のママさん達は……

それにしても、現代の女性達は忙しいですね。社会人として、母として、妻としてやるべきことが多すぎる感じです。いや、自分の社会人時代を振り返っても忙しかったかな、そこは同じかな。

自分が子供だった時代、自分の子育て時代、そして今、まあ娘達の子育てはまだ気配もないので比較出来ないけれど、どうですか?現代は昔より働く女性に優しい時代ですか?地方にいるとなかなか保育園問題とか見えにくいですが、そもそも制度をいろいろ考えてくれている「偉い方々」はちゃんとわかって考えてくれているのかな???

  • ちょっと前の話題ですが

授乳問題ひとつとっても、日本は液体ミルクの認可が遅かったですね。多少割高でも良いと思います。圧倒的に楽ですよね。特にお出かけするときや、あまり考えたくはないですが災害時とか。認可から数年たって大分浸透してきたかしら。いろいろ言う人は存在するのかもしれませんが。
 私の授乳期時代でもまあ言われましたよ。当時のおばさま方に……「完全母乳」でないと人間失格のような、いや~なプレッシャー(太宰かよ)いまでこそ笑い飛ばせますが、当時の自分を振り返るとやっぱり悲しかったかな。気がつけばおよそ30年前の思い出(遠い目)そんな話は「今は昔」のことだと思い込んでいたら、意外にそうでもなくて、そこここでつらい話は耳に入ります。

  • 男女平等とは名ばかり?

男女平等とか、女性の地位向上とかETC.進んでないんだ、日本。まあ、選択制夫婦別姓一つにしてもかたくなに認められない国ですからね。そうしたい人が少数派だったとしたら本当にその人達だけそうすればいいだけの話だと思うのですが、不思議です。ちなみに我が家と私の実家も女の子二人だったからずっと待ってる(笑)生きてるうちに変わるかな?

ちょっと待て?と、いうことは娘世代の若いママさん達もあんなこんなの理不尽な言葉攻めに苦しんでるのか?それは許せん!と、どちらかというともはや姑世代に近い私が言うのも変ですが、ここは大きな声で叫びます。

 大丈夫!大丈夫!母乳でなくともしっかり子どもは育ちます。私の娘達はほぼ半々でしたが、アレルギーもなく、小中9カ年皆勤です。でもそれすら関係無い関係無い。たとえお子様にアレルギーがあっても、今やそれは国民病です。なにも迷う事も自分を責める事も無い。堂々としていてね。それに今は「調子悪いときは休むのが礼儀」の時代です。多分今でもあるんだろうな~こういうこと。

  • ごめん、言いたくないけどちょっと愚痴言っちゃうね

 ちなみに私がされた、まあ今で言うパワハラ(なのか?)を告白します?今でもゾッとするのが、退院して自宅(実家には帰れなっかたので嫁ぎ先。もちろん?親と同居さ、ふふっ田舎だし~自営業だし~「渡る世間」みたいなもんさ~)に戻った私にまあお見舞い(という名の品定め)にいらっしゃるいらっしゃる・・・

産後のなんちゃらなんか関係ないよね。ひととおりのお祝いの後は、次は男の子(つまりあととり)産まなきゃね(いや1人目産んだばっかりなんですけどね。そもそもなんで男の子限定?)母乳の出はどう?やっぱり母乳じゃ無いとね。牛のミルク(!)じゃねえ。と、そこで私の胸をいきなりつかんであるお方が一言「あ~だめだめ!こんなおっぱいじゃ(どんな?)母乳なんかたくさん出ないわね~」実話です。盛ってません。ついでにおむつの事にも触れ(これは別の人)紙おむつはだめよ。布おむつはどれくらい作ったの?お母さん(あるいは実家の母親)が一生懸命縫ったものじゃないとね。私の時は云々(そのころ紙おむつあったの?)以下略……。

  ゆっくり授乳?そんな時間無いじゃないか!ちょっとそっとしといてくれ!そもそもなんで私はここにいるんだ?ーそうです。自営業は忙しいのです。実家に帰ってゆっくりしてなさいなんて、そんな悠長な事は言ってられません。まあ、まあいいですよ。私自身は農家の生まれさ、田舎者さ、昔の農家の「嫁」はおそらくこうだっただろうな。フッ……と思いながらシャカシャカ授乳しましたよ。ごめんね~ごめんね~と娘に小さな声で謝りながら。授乳してげっぷさせて、ゆっくり寝かしつけて、自分もまどろむ……1回やってみたかったな。ミルク作ってる間にも用事はあるし、子どもが寝ている間にもやる事山のようにあるし(これは今も一緒ですね)。それでいて1回ダンナ様におむつをかえてもらったら、お説教されたし・・・誰にとは言いません……ため息……いけないいけない。とまらない(笑)「ブラック」でてるよ~。もうやめよ~!

  • マウントの無限ループ

私の場合はやはり「完全母乳」でないことの負い目があったのでしょう。とくに長女の時はいろいろな周囲からの雑音もあり、早く離乳食始めなきゃ!とばかり思ってました。今思うとちょっと危険ですかね?むしろ。でも大丈夫!ちゃんと育ってます。子どもは意外にちゃんと育ちます。どういう子育てが正解か、それこそ時代時代で変わっていくものです。部活動の練習方法と一緒です。とはいえ、プレッシャーは延々と続きます。一生懸命真面目に周囲のお目付役たちの言う事きいても、それこそ無限ループです。むしろ助長します。離乳食のあとはいつ歩くのか、いつ言葉がでるのか、いつ字を書けるようになるのかいついついつ……今まで続くとしたらいつ結婚するのか、子どもはどうなのか、男の子か女の子か、その子どもの成績は……自立しようよ!させようよ子ども自慢、孫自慢、自分自慢、そんな不思議なコミュニティに巻き込まれないよう。(もっとも現代でそれより恐ろしいのは同世代のママ友コミュニティとマウンティングですかね。にげられないものね。幸い私は商売柄、個人情報保護の面でもそこは距離を置けたのでよかったです)

何が正解かなんて、誰にも分からないと思います。大きくなってきたら友達関係や学校の環境や色々な要素でまた変わってきます。母乳か粉ミルクか液体ミルクかなんてはっきり言って本当に些細な問題です。自信持ってください。まあ、今ではもはや布おむつか紙おむつかなんて議論はないでしょうけれど(笑)ちなみに変なところで真面目だった私は、長女の時しばらく布おむつで頑張ってましたね。一ヶ月検診も布おむつで行きましたよ。もちろん私だけでした(笑)ほんと今から思うと自分というものがなかったなあ(遠い目)それも一種の逃げの自己防衛なんですよね。でも後悔はしてません。ひたすら楽観的なのが私の唯一の取り柄です。

  • やっぱり女性中心の世の中が平和!だと思う

 ただ、やはり子育てをするママさんとしては、液体ミルク、お値段高くても機能性も高いおむつ、おいしい?離乳食などを気兼ねなく用意するために(この際だから言うけどもちろん離乳食も全部手作りじゃないと許されなかった)ご主人の収入のみに頼るのは……と思う方もいますよね。お祖父ちゃん、お祖母ちゃんが出してくれるんだったら、まあ甘えて良いと思います。ただしできれば「金は出すが口は出さない」スタンスでお願いしたい(笑)そしてこれも自分が祖父母世代に近くなったから言える事です。はい。そういう意味でもお仕事復帰したいよね。でも都会ではなかなか思うように保育園も入れない。そう考えるとあまり明るい未来が見えない。やはり母親世代の国会議員さんが増えないとだめなんじゃないかと、最近本当に思います。

そもそも本当に「女性の活躍」なんて願ってる?実は女は子どもを産んでおとなしく家を守ればいいと思ってませんか?本音と建て前が違うから時々失言がとびだすのですよね。だって政策を考えている人達は、ほぼ昔の家長制度にしばられた……以下自粛……。話が大きくなってしまいました。この辺で終わりにします。

  • 未来に希望が持てる国になってほしい

若者の未来幸おおかれと願うばかりです。本当になんとかしたいです、ということで 今ほんの少しだけでも学習面で子供達とママさん、パパさん達を支えることができないか、と考えています。学習塾なので出来ることはやはりそこしかない。「猫の手も借りたい人の猫の手になる」 プロジェクトを企画しています。未来に希望がもてる日本であってほしいです。