2学期の心のケア①
新学期、GWの後、そして2学期。
小中学生にとっては何回も超えなければならない壁がある。
メディアでも毎年この時期になると「心のケア」についての話題が盛んに取り上げられる。そして私も毎年考える。行き場のない心をケアする方法を。
ただ、自分の育った時代はいうまでもなく、もはや娘達が育った時代とも今は色々価値観も変わっていて、私自身悩んでしまっている。
茨城県の片田舎でのんびりと、あまり悩むこともなく育ってしまった私が、生きづらさを抱えている若者たちにかけてあげられる言葉などあるのだろうか。
アドバイスは出来なくても話をひたすら聞いてるだけでもいいのかも・・・
むしろアドバイスはしちゃいけないのかな?
そもそも「学校」で「集団行動」をする意味・意義さえ問われはじめている昨今。
意識の変化に制度が追いついてない。まあ、それも仕方ない。
塾に来てくれている生徒は日々の悩みや学校生活のことをこまめに話してくれる子が多いけど、どうしても自分の気持ちを表現することができない生徒も多くいる。
学校が学びの場所である以上、塾としてできることは塾生の基礎学力を上げること。
通知表という評価方法、そして入試という評価方法が存在する以上、やはり義務教育での学力は身につけないとそれも「生きづらさ」につながるし、「自分の価値」を見つけにくくなってしまう。
「学力」のみで「判定」しないように今はいわゆる「総合型選抜」が多くなってきているが、それはそれで逆に差別や不公平感をうんでしまう。
世の中ってそういうものなんだ~と思いはじめる年齢が下がっているような気がして仕方ない。
自分なりに「努力する」大切さを言いたいけれど、そういう時代でもないの?
・・・と、思考の無限ループ・・・
まあ、とりあえずこれから自分が出来ること、出来そうなことを折々考え、書いて行こう。