アリスのしっぽ

何せうぞ くすんで  一期は夢よ ただ狂へ

心のケア②

市内で保健室登校が増えている中学校がある。学校で行う実力テストを受けている人数の話(なんか少ないね~という話)から色々話してくれた。

出席扱いになり、そこで勉強できるのであればまあいいのではないか、と思うが保護者様の思いは様々だろう。

 

わが家の下の娘の学年も今思うと保健室登校が多かった。女子同士の複雑な感情のすれ違いなどが原因で、娘も途中飛び火をくらった。今ほどSNSは進化してなく、ガラケーを親と共有か、自分のを持つかの過渡期の頃である。今だったら大変なことになっていたかも…と思いを馳せる。

 

幸い娘は学校の出来事を1から10まで、いや、自分に都合の悪いことは割り引いて、かな😓😅話していたので、人間関係の相関図は先生よりもわかっていた、と思う。

まあ、先生方も本当に大変だ、とは思うけれど、当事者からするともう少しもめごとの本質をつかんで欲しかったな~。

何とか早く事をおさめたかったのだろう。結局学校に文句を言って騒ぎ立てたもの勝ちみたいな風潮があったことも事実。過去の話。

 

不思議なもので、保健室登校不登校などは「連鎖」するのだ。冒頭の中学校でもだんだん増えているらしい。こうなるとなかなか立て直すのは大変かも…と心配してしまう。

 

運動会や文化祭をきっかけに学年がまとまることを願う(が、逆もありえる…)

生徒1人1人の心に寄り添いケアする事は難しい。まして中学3年生は受験も控えてだんだん志望校も決めなければならない。希望と現実が交差する難しい時期。

学力が足りていても出席日数が思うようでないとやはり内申点は下がってしまう。毎年繰り返し言っているのだが、これがなかなか響かない⤵️毎年のことだがジレンマだ。

 

つらいときに逃げこめる「居場所」をつくれないかな~。でも民間が取り組む場合やはり限界がある。「学校」は裏から見ると「閉ざされた世界」で、それが生徒を守り、また苦しめることもある。生徒だけでなく、教師をも。本当の姿はなかなか見えてこない。