アリスのしっぽ

何せうぞ くすんで  一期は夢よ ただ狂へ

若者偉い!

  • 選挙に関するアンケート

6月12日の地方新聞(下野新聞)に参院選を前にした若者向けのアンケートの結果が載っていた。選挙権のある10代~30代へのウェブアンケートだそうだ。その結果に少し「おっ!偉いじゃないか!」と嬉しくなった。最重要視するのは「少子化子育て支援」が24%で最多となったそうである。次いで「経済対策」が21%。

ちゃんと若い世代が「少子化」を憂えてくれているのが嬉しかった。本当はこの世代の人達がどんどん議員になってくれればいいのに……といつも思っている。なぜ、少子化対策はうまくいかないのだろう。

 

一方では生涯未婚率の記事もその2~3日前に出ている。結婚して家計を支える経済力がない、子供の教育費がかかる、自分の子供達世代が幸せに暮らせる国とは思えない、出会いがない、自分の姓が変わるのが嫌、そもそも結婚に興味がない、など理由は様々だろう。そこはもう少し深彫りしてほしい。

そろそろコロナ対策も終わりが見えてきた昨今、政治家の興味は参議院選挙とその後の憲法改正議論しかなさそうだし・・ため息・・選挙に勝つためには「選挙に足を運んでくれる」シニア世代中心の政策になるのは仕方ない。そこは「世の中に興味がない」若い世代にも責任はある。だが、そうなってしまうのは政治家の責任でもある…と「卵が先か鶏が先か」の話になってきてしまう。

 

シニア世代になった自分たちが娘たち世代とそのまた下の世代に出来る事は何なのか、と考えてしまう。冒頭のアンケート記事を見て嬉しくなったが、結局また考えてしまった。

 

まあ、そんな大層な事を考える前に自分がしっかりしろよ、若い世代に負担かけるなよ(物心ともに)という声が聞こえてきそうなので、せめてそこは肝に銘じて生活したい。